保険治療でも、時間をかけて丁寧に
「保険診療は安いけれども、いい加減で品質も悪そう…」
「難症例の場合は、保険で治療できないのでは…？」
そんな風に思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか？
保険治療の場合、使える材料や技術に限りがあることは確かです。また、どれだけ時間をかけて丁寧に治療をしたとしても国から支給される報酬額は一緒ですので、歯科医院を経営していくうえで、かけれる時間にも制限が出てしまうのも仕方のないことかと思います。
ですが、たとえ保険治療であっても丁寧に治療することで治療の質を上げることは出来ますし、また、難症例の患者さまであっても、歯科医師の工夫次第で保険内で治療を行うことは出来るのです。
自費治療には及ばない点も多くありますが、それでも保険治療には、患者さまの金銭的な負担が少なくて済むという大きなメリットがあります。
長い人生の中で、歯にお金をかけた方が良いとわかってはいても、歯に使うお金を第一優先にはできないということも、きっとあるでしょう。
そのようなときは、医学的にベストな治療ではなくても、患者さまの置かれている環境や条件の下で、できる限りの治療法や対策をアドバイスすることが大切なことと思っています。
お口の中のことでお困りのことがございましたら、どうぞお気軽にご相談にいらしていただければと思います。
保険治療でも、白い歯を入れることが出来るようになっています
「なるべく保険で治療したいけれど、銀歯が見えるのは気になる。」
「保険内で白い歯にできると聞いたんだけど、本当？」
従来の保険治療では、虫歯などの治療で被せ物をした場合、前歯以外であれば銀歯しか選択肢はありませんでした。
ですが近年では、歯科技術の進歩により、保険治療でも白い歯を入れることができるケースが増えており、2022年現在では一番奥の歯を除いて保険でほとんどの歯に白い歯を入れられるようになってきています。
とはいえ、全てのケースに対応できるわけではなく、ブリッジなどの歯の場合、未だ強度の問題から白い歯にできる適用範囲に限りがありますが、歯科技術の進歩により、今後その適用範囲が拡大されることも期待できます。
たとえ保険治療であっても、より良い材料や技術を使える機会は増えております。当院では、患者さまにとって最適な治療をご提案できるよう、このような技術も積極的に取り入れながらご提案させていただいております。
治療内容はしっかりとご説明します
当院では保険治療を主体としておりますが、歯科医師が勝手に治療方針を決めることはありません。
保険の範囲だとどんな治療ができるのか、自費治療にするとどうなるのか、などといったさまざまなケースを想定し、詳しくご説明いたします。
患者さまのご要望になるべくお応えできるよう、数ある治療法の中から患者さまにとって最善の治療法をご提案することに努めておりますので、どんなことでもお気軽にご相談いただければと思っております。